メルカリで現金を販売していた4人が、出資法違反の容疑で逮捕されたというニュースが出ていますね。
現金そのものをメルカリで販売する手法は、少し前に話題になってメリカリによって対策が施されましたが、それ以前に販売していた数人が逮捕されているようです。
何故、逮捕されたのでしょうか？
朝日新聞の報道によると、逮捕された4人は額面以上の金額で現金を販売していたこと、そして、その金額が大きかったことで、法定利率（年20%）を越えてしまったことがその理由だということです。
フリマアプリで昨年8月~今年7月、福島、京都、兵庫、岐阜の4府県の男女4人に計10回、法定利率(年20%)の4・4~6・4倍の金利で現金計25万円を約31万円で販売した疑いがある。秋田市の女は昨年12月~今年7月、宮城、茨城、東京の3都県の男女3人に計9回、現金計21万5千円を約28万円で販売した疑いがある。京都府警によると、安堵町の女は昨年11月~今年4月、男女3人に計32万円分の紙幣を約40万円で、広島県呉市の男は昨年9月~今年5月、男女3人に計44万円の紙幣を約50万円で販売した疑いがある。
Source: 朝日新聞デジタル
どちらにしてもこの一件によって、現金の出品はかなりリスクが高いということが明らかになったので、現金のまま出品する人はほぼ消えるでしょう。
この出品方法が話題になってから随分長い間、野放しにしていたメルカリにも少し責任あるんじゃないのかなとも思いますが、まさか逮捕までいくとは・・・。出品した人も思ってもみなかったでしょうね。
